
まずはサイズです。部屋のサイズや間取りをよく考えた上で、学習机を置く場所を決めてから選ぶのがベストです。学習机のスペースが確保できず、困ってしまったということもよくあるようです。また、学習机と共に本棚やベッドなどもそろえる場合もあるかもしれません。このような場合も、あらかじめ部屋のサイズを測り、レイアウトを考えておくのがいいですね。窓の位置やコンセントの位置などもチェックしておきましょう。
学習机の色も壁の色や床の色、カーテンの色なども考慮して決めたほうがいいようです。色彩が集中力に与える影響はよく知られています。効率よく勉強するためには、リラックスできて集中できる環境が必要でしょうから、原色を多用することは避けましょう。
学習机のデザインですが、それを優先すると機能性に欠けてしまう場合もあります。子供の立場になれば機能性に優れたものが長く使うにあたってはいいでしょう。

子供の身長は毎年確実に伸びます。でも、身長が伸びるごとにチェアーを購入するわけにはいきません。ほとんどの場合、身長に合わせて高さの調整ができる機能の付いたチェアー選んでいます。
椅子の座り心地は、勉強の進み具合や効率にも影響するものです。そのため、正しい姿勢で座ることができるチェアーを選ばなくてはなりません。座面の高さは調節できるとして、座面の奥行き寸法も重要です。必要以上に深いと姿勢が悪くなり、猫背になる可能性があります。逆に浅いと身体が安定しません。背もたれの位置にも注意したい所です。売り場では、子供さんに実際に座らせてみてぴったりなものを選んで欲しいものです。
学習机の購入にあたって、まずは中古からという考え方もあります。新品の学習机はけっして安いものではありませんし、デザインやサイズが合わなくなっても、すぐに買い換えるということもできません。小学校の低学年中は、学習机をあまり利用しないそうです。親と一緒にテーブルでお勉強というのが多いようですね。ですので、小学校入学時は中古の学習机を購入し、子供が大きくなったら改めて学習机を購入するという方法もあります。